英検®トレーニング - リスニング・二次試験にも対応
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詳細
- 評価
- 4.6
- バージョン
- 8.32.1
- 開発者
- StudySwitch, Inc.
英検の勉強は、単語帳を眺めるだけでは本番の感覚に届きにくいものです。私は英検®トレーニング - リスニング・二次試験にも対応を使ってみて、英単語、英作文、リスニング、二次試験までを一つの学習場所にまとめられる点に、いちばん大きな価値を感じました。特に、短い時間で毎日少しずつ続けたい人に向いた教育アプリです。
対応しているのは英検3級、準2級、準2級プラス、2級。試験対策の範囲が比較的はっきりしているので、「今日は何を勉強しよう」と迷いにくいのが魅力です。一方で、これだけで英語力全体を伸ばす万能教材というより、受験する級に合わせて練習を積むための道具と考えるほうが、実際の使い心地に合っています。
英検対策を一つの流れにまとめられる強み
このアプリの中心的な能力は、英検対策で分断されがちな学習を、単語から面接形式の練習までつなげられることです。紙の単語帳、リスニング教材、英作文の参考書、二次試験の面接練習を別々に用意すると、勉強を始めるまでに手間がかかります。私はその切り替えが意外と負担になるタイプなので、同じアプリ内で分野を移動できることを便利に感じました。
英単語だけを繰り返していると、覚えた言葉が実際の音声や文章で使われたときに反応できないことがあります。そこで、単語学習の後にリスニングへ移り、さらに英作文や二次試験対策へ進む流れを作ると、知識を別の形で使う練習になります。覚えるだけで終わらせず、聞く・書く・話すへ移すための導線が、このアプリの実用的な部分です。
対象年齢は12歳以上で、英検を受ける中学生や高校生にも使いやすい設計だと感じました。もちろん、保護者が学習計画を細かく管理するタイプの教材とは違います。自分でアプリを開き、今日の分を進める習慣がある人ほど、良さを引き出しやすいでしょう。
開発元はStudySwitch, Inc.で、教育分野のアプリとして提供されています。無料で始められるため、最初から教材費を大きくかけずに試せるのも現実的です。ただし、アプリ内購入は一項目あたり500円です。無料でどこまで使うか、追加の学習内容に費用をかけるかは、利用前に自分の目的と照らし合わせておくと安心です。
単語学習を出発点にして、技能を切り替える
私がすすめたい使い方は、いきなり長時間取り組むのではなく、最初に単語を確認し、その日の状態に合わせて別の分野へ移る方法です。通学中なら単語とリスニング、帰宅後なら英作文、週末なら二次試験の練習というように、同じアプリでも場面ごとに役割を変えられます。
ここで大切なのは、単語を完璧にしてから次へ進もうとしないことです。英検の勉強では、知らない単語が残っていても、音声を聞いたり文章を作ったりすることで、記憶が別の角度から補強されます。私は、単語で迷った表現をリスニングで再確認し、その表現を英作文で使えるか試す順番にすると、単なる暗記よりも定着を実感しやすくなりました。
反対に、毎回すべての分野を均等にこなそうとすると、短時間学習の良さが失われます。受験日が近いなら、苦手な技能を中心にするべきです。リスニングで聞き取りにくさを感じる人は、単語の勉強時間を少し削って音声に回す。英作文で手が止まる人は、聞くだけで満足せず、短くても自分で文を書く。この優先順位づけが、アプリを使いこなすポイントです。
リスニング対策は「聞いたつもり」を減らすために使う
リスニングは、答えを当てられたかどうかだけで判断すると、実力を誤解しやすい分野です。私は、正解した問題でも、音声のどの部分を聞き取れなかったのかを意識するようにしました。単語を知らなかったのか、知っている単語が音のつながりで分からなかったのか、選択肢を読む時間が足りなかったのかで、次に取るべき対策が変わります。
このアプリを使うときは、最初から何度も再生するより、まず一度集中して聞き、その後に間違いの原因を考えるほうが効果的です。聞き直してすぐ正解できても、本番で一度しか聞けない場面に対応できるとは限りません。二回目で分かった問題を「できた」と処理せず、「一回目では何が足りなかったか」を記録するだけで、練習の質が上がります。
スマートフォンで学べるリスニングは、机に向かわなくても取り組める反面、周囲の音に邪魔されやすい弱点があります。電車内や人の多い場所では、聞き取れない原因が自分の力なのか環境なのか分かりにくくなります。大切な確認は静かな場所で行い、移動中は復習に使う、という使い分けが向いています。
英作文と二次試験は、知識を使う練習として役立つ
英作文や二次試験の対策を同じアプリで扱えるのは、単語学習との違いを意識しやすい点で便利です。単語の意味が分かるだけでは、文を作ったり、質問に反応したりできません。私は、覚えた表現を「自分ならどんな文で使うか」と考えることで、受け身の暗記から一歩進められました。
英作文では、難しい表現を無理に使うより、知っている単語で意味の通る文を組み立てることが重要です。このアプリを使う場合も、問題を解いた後に、文法ミスだけでなく「主張と理由がつながっているか」「同じ表現に偏っていないか」を見直す習慣をつけるとよいでしょう。アプリで練習した答えをそのまま覚えるより、別の題材にも応用できる形に直すほうが本番向きです。
二次試験対策では、頭の中で答えを考えるだけでは足りません。私はスマートフォンに向かって実際に声を出す練習を加えることをおすすめします。声に出すと、文の長さ、言いよどみ、発音しにくい単語が見えてきます。アプリを開いて問題を確認するだけで終わらせず、立ったまま面接を想定して答えると、学習の効果が変わります。
ただし、画面上での練習と、相手を前にした会話は同じではありません。質問を聞き返す、答えを言い直す、相手の表情を見ながら話すといった対応力まで身につけたい場合は、先生や家族との模擬面接も組み合わせたほうが安心です。アプリは練習の土台として強く、対面練習の完全な代わりとまでは考えないほうがよいでしょう。
実際の使い方と、続けやすくする工夫
たとえば、学校から帰った後にまとまった時間が取れない中学生なら、朝に単語、移動中にリスニング、夜に英作文という分け方が現実的です。毎回すべてを終わらせるのではなく、その日の集中力に合わせて一分野だけ選ぶほうが、結果的に継続しやすいです。私は「アプリを開いたら必ず長く勉強する」と決めるより、「短くても一つの課題を終える」と決めるほうが、開始への抵抗が少ないと感じました。
おすすめは、学習前に目的を一つだけ決めることです。「今日は単語を増やす」では広すぎるので、「迷う単語を音で聞き分ける」「英作文で理由を一文足す」「質問への返答を声に出す」といった具体的な目標にします。こうすると、正解数だけでは分からない成長を確認できます。
もう一つの工夫は、苦手分野を毎日の中心にしすぎないことです。苦手なリスニングだけを続けると疲れやすく、英作文だけでは負担が大きくなります。得意な単語学習を短いウォームアップにしてから苦手分野へ移ると、勉強を始めるハードルを下げられます。得意分野を長く続けて苦手分野を避けるのではなく、得意分野を入口として使うわけです。
無料で試せることも、導入時の判断材料になります。最初から紙の教材を何冊も買うより、自分がこの形式に合うかを確かめやすいからです。スマートフォンでの学習が合わない人、書き込みながら整理したい人、詳しい解説を読み込んで理解したい人は、早い段階で紙の参考書や授業型の教材と比べるとよいでしょう。
有料項目を使うかどうかは、単に「無料か有料か」ではなく、今の弱点を埋められるかで決めるべきです。追加内容を購入しても、学習時間や復習方法が変わらなければ効果は限定的です。まず無料範囲で数日使い、どの分野を繰り返したいのかが明確になってから判断するのが、無駄の少ない進め方です。
このアプリが特に合う受験者
一番相性がよいのは、英検の受験級が決まっていて、毎日少しずつ自分で進めたい人です。対応級が明確なので、目的のない英語学習よりも、試験に向けた行動を作りやすいです。学校の授業だけではリスニングや二次試験の練習が足りないと感じる人にも、補助教材として使いやすいでしょう。
スマートフォンを使った反復が苦にならない人にも向いています。単語を一度で覚えるのではなく、忘れた頃にもう一度確認する学習では、短いセッションを何度も挟めることが強みになります。机に向かう時間が限られている高校生や、部活動と受験勉強を両立したい人なら、学習場所を選びにくい紙教材より便利な場面があります。
一方、英検1級など、対応している級の外を目指す人には選択肢になりません。また、英会話を自由に続けたい人、海外旅行の表現を広く学びたい人、英文法を体系的に最初から学び直したい人にも、目的が少し違います。このアプリは英検向けの練習に焦点があるからこそ、試験対策では使いやすいのです。
保護者の立場では、子どもが一人で学習を進められるかを見ておくとよいでしょう。アプリを入れただけで自動的に勉強が続くわけではありません。最初の数日は、どの分野を使ったか、どこで止まったかを一緒に確認し、その後は本人が選べるようにすると、管理されている感覚を減らせます。
評価の高さだけでは判断しないために
利用者からは平均4.6の評価が付いており、評価数もおよそ2,400件あります。さらに、インストールは10万回を超えています。多くの人に試されている教育アプリだと分かる一方、評価の数字だけで自分に合うと決めるのは早計です。英検対策の目的、スマートフォン学習への慣れ、必要な級が自分の条件に合うかを確認してください。
公開日は2019年8月1日で、現在のバージョンは8.32.1です。最低限必要なOSは10なので、利用する端末が条件を満たしているかは、インストール前に確認しておきたいところです。古い端末を使っている場合は、動作だけでなく、音声を聞くときのスピーカーやイヤホンの状態も学習しやすさに影響します。
年齢区分は12歳以上です。中学生が使う場合は、学習内容だけでなく、アプリ内購入をどう扱うかを家庭で決めておくと安心です。無料で始められる気軽さがあるからこそ、必要な追加項目だけを選ぶルールを最初に作っておくと、後から迷いにくくなります。
英検受験の習慣を作りたい人への結論
私の結論は、英検3級から2級までを目指し、単語・リスニング・英作文・二次試験を一つの流れで練習したい人には、試す価値があるアプリだということです。特に、通学や休憩の短い時間を学習に変えたい人にとって、分野を切り替えやすい構成は実用的です。
ただし、合格をアプリ任せにするのはおすすめしません。リスニングでは静かな場所で一度聞く練習を加え、英作文では自分の文を見直し、二次試験では実際に声を出してください。必要なら紙の過去問、文法教材、先生との面接練習も組み合わせるべきです。このアプリを「全部を代替する教材」ではなく、「毎日の反復を動かす中心」として使うと、長所が最も生きます。
英検の勉強を始めたいものの、教材を分けることで続かなくなりがちな人には、入口として分かりやすい選択肢です。逆に、詳しい講義や個別添削、自由な会話練習を最優先する人は、別の教材のほうが満足しやすいでしょう。私は、まず無料で自分の受験級と苦手分野を確認し、毎日続けられる使い方を作れた人に、このアプリをすすめます。











